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★犬のしつけ★ 犬をしつけるという事は、犬を飼っていく上で大変重要な事です。 子犬はとてもかわいらしくて、飼い主を幸せな気持ちにしてくれます。 そして、そんなふうに子犬をかわいいと思う気持ちは何よりも大切です。 でも、だからと言ってやたらと甘やかしたり、オモチャのように扱ったり、 気が向いた時だけかわいがるというような、気まぐれな態度で接したり するのは良くありません。 犬にとっても飼い主にとっても幸せに暮らしていくためには、きちんと 犬をしつけて社会性を身につけさせる事が必要不可欠です。 トイレのしつけは子犬を迎えた日から始めますが、その他のしつけは 子犬が環境にも慣れ、スキンシップをはかるなどして、子犬との間に 信頼関係ができてから始めます。 そして、生後3ヶ月頃からきちんとしつけていき、生後6ヶ月ぐらいまでには 社会性を身につけさせるようにします。 「オスワリ」や「マテ」などは成犬になってからでも覚えられますが、日常 生活のマナーや社会性については、子犬のうちからきちんと教えていく 必要があります。 一度身についた生活習慣やクセなどを成犬になってから直すのは大変な 時間と労力がかかるからです。 犬のしつけは、焦らず、感情的にならず、根気強く、愛情を持って行う事が 大切です。 本来、犬は群れで行動する動物なので、リーダーの命令には従うという 性質を持っている反面、特にオスの場合は自分がリーダーになりたいと いう欲求を本能的に持っています。 そのため、甘やかしすぎたり、犬のやりたい放題にさせたり、反抗する 犬を飼い主が怖がったりすると、主従関係が逆転してしまうような事に なりかねません。 子犬のうちに誰がリーダーであるかを理解させ、家族の中で自分の 位置は一番下であると理解させなければなりません。 やさしく愛情を注ぎながらも、いけない事はいけないと家族全員で教え ながら、家族全員の言う事を聞くような犬にしつけていきましょう。 してはいけない事をした時には、すぐに叱るようにして下さい。 後になってから「あれはダメだったよ」と言っても、犬には何の事か さっぱりわかりません。 その場ですぐに叱り、言う事を聞いた時には十分にほめてあげましょう。 また、同じ事をしても、昨日は良くて今日はダメというようでは犬には 理解できません。 指示をする時の言葉もいつも同じ言葉を使うようにします。 「オスワリ」と言ってみたり「スワレ」と言ってみたりでは犬は混乱します。 家族全員で一貫したしつけをしていくようにしましょう。 そして、少しでもうまくできた時には、必ずほめてあげる事を忘れないで 下さい。 あまり厳しく叱りつけたり体罰を加えたりすると、犬に恐怖感を与えて しまい、犬との信頼関係を壊してしまう事になりかねません。 犬のしつけの基本は、愛情を持って根気強く何度も繰り返し教え、できた 時には思いっきりほめてあげる事です。 そうすれば必ずできるようになるでしょう。 そして、日常生活のマナーや社会性が身についてきたら「オスワリ」「フセ」 「マテ」「オイデ」「ハウス」などを教えていきましょう。 犬のしつけは、犬とのコミュニケーションをとる良い機会でもあります。 犬のしつけを通して犬との十分なコミュニケーションをはかり、お互いに 信頼し合える素晴らしい関係を築いていきましょう。 |
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