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★犬の部屋作り★ 犬と一緒に楽しく暮らしていくためには、犬も飼い主も安心して快適に 生活できるような住環境を作る事が大切です。 安心で快適な、犬の部屋作りについて考えてみましょう。 まずハウスですが、室内で飼う場合でも、やはりハウスは必要です。 ハウスは、犬が眠ったりくつろいだりする場所で、犬にとってはとても 安心できる場所です。 家族と一緒に過ごせるリビングルームに設置してあげましょう。 出入りの多いドア付近は、落ち着いてくつろぐ事ができないので 避けましょう。 トイレの設置場所については、洗面所やお風呂場などの水回りに置いた 方が掃除が楽だという考え方や、廊下などの人目に付きにくい場所に 置く方が良いという考え方もあると思います。 でも、トイレを洗面所や廊下などの人目に付きにくい所に置くと、おトイレを する事=いやな事、悪い事というようなイメージを犬に植え付けてしまう 事があります。 むしろ、リビングルームなどの人の目の届く場所に置いた方が、犬は 安心しておトイレができるようです。 目の届く場所に置けば、排泄物の速やかな処理にもつながります。 犬の部屋作りを考える上で、トイレの設置場所はとても重要です。 設置場所を変えたらおトイレがうまくいくようになった、というような事も 結構あるようです。 次に、床についてですが、犬はすべりやすいフローリングの床は 苦手です。 足腰を痛めたりする場合もあるので、できればカーペットなどを敷いて あげましょう。 ただし、あまり毛足の長いカーペットは爪を引っかけてしまうので、避ける ようにしましょう。 また、犬が誤って飲み込んでしまいそうな物は犬の届かない所に置く ようにしましょう。 クリップなどの小物類や、たばこなどは特に注意が必要です。 たばこは、誤って食べてしまうと中毒を起こして大変危険です。 絶対に口にさせないように注意して下さい。 鉢植えの観葉植物なども、犬が口にすると中毒を引き起こすものがある ので、犬の届かない所に移動しましょう。 また、電気コードやコンセントは、かじって感電してしまわないように 家具の後ろに隠したり、カバーを付けるなどの工夫をしましょう。 犬にとって危険な物は片付けておくという事が、犬の部屋作りを考える 上での基本です。 飼い始めた頃は小さかった子犬も、段々と大きくなり、やがては年を 取って老犬になります。 次は、老犬になってからの犬の部屋作りについて考えてみましょう。 老犬になると足腰が弱くなり、少しの段差にもつまづくようになります。 バリアフリーまでは無理でも、できるだけ段差を無くすような工夫をして あげましょう。 また、老犬になると体温を調節する機能が低下するので、夏の暑さ、 冬の寒さが辛くなります。 できるだけ快適な温度、湿度の中で生活できるようにしてあげて下さい。 散歩に行けなくなってしまったら、窓のそばにお気に入りの毛布などを 敷いてあげて、外を眺めながら気分転換ができるようにしてあげて 下さい。 認知症になった場合、狭いすき間に入って出られなくなるような事がある ので、犬が入れそうなすき間はふさいでおきましょう。 室外犬の場合ですが、体温の調節機能が低下した老犬にとって外での 生活はとても辛いものになるので、できれば室内で生活させてあげて 下さい。 どうしても無理なら、室内からよく見える場所に犬舎を設置し、犬の小さな 変化にも早く気付いてあげられるように注意して下さい。 そして、夏は風通しの良い日陰に、冬は冷たい風の吹き込まない 日当たりの良い所に犬舎を移動させるなど、十分な配慮をしてあげ ましょう。 生涯に渡り、安心で快適な生活ができるよう心がけて、犬と一緒に楽しく 暮らしていきましょう。 |
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