盲導犬

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盲導犬のお話★



盲導犬とは、視覚障害者の方を安全に誘導するように特別に訓練された
犬のことです。

盲導犬は、障害物を回避したり、交差点や段差があるような場所では
一旦停止して知らせたり、視覚障害者の方が安全に歩行できるように
様々なサポートをしますが、精神的な面でも視覚障害者の方の大きな
支えになっているようです。


それでは、盲導犬とはどのようにして育成されるのでしょうか?

盲導犬候補の子犬は、育成施設での繁殖のほか、繁殖ボランティアの
お宅で生まれます。

繁殖ボランティアは、育成施設から繁殖犬を預かって飼育し、交配に
よって生まれた子犬を生後40日から2ヶ月頃になるまで世話をして
育てます。

それから、盲導犬候補の子犬を育てるパピーウォーカーと呼ばれる
ボランティアのお宅にバトンタッチします。

そして、このパピーウォーカーのお宅で、1歳になる頃まで家族の
一員として生活します。

                       

盲導犬は、視覚障害者の方の家族の一員として一緒に暮らしていくの
ですから、子犬の頃から家庭の中で暮らして生活のルールを覚えたり、
社会環境に慣れておくことが大切なのです。

また、子犬はいろいろなことを吸収しながら大きくなっていくので、
この時期の過ごし方が犬の性格形成にとって大変重要になります。

盲導犬にとって人との信頼関係が何より大事なので、人のことを
大好きになり、人との間に信頼関係を築いていけるような犬に育てる
ことがパピーウォーカーの重要な役目となります。

家庭の中でたくさんの愛情を受けながら育つことで、人の優しさを知り、
人のことが大好きになり、人に対する深い信頼感が生まれるのです。

そのように、人からたくさんの愛情を受けて育つからこそ、人の喜びを
自分の喜びとして感じられるような心の優しい犬に育つのでしょう。

1歳になるとパピーウォーカーの元を離れ、育成施設に戻って盲導犬に
なるための訓練を開始します。

まず、服従訓練と呼ばれる基本的な動作を教える訓練から始めて、
それができるようになったら、ハーネスをつけて人を案内する誘導訓練が
行われます。

中でも難しいのが、交差点などで主人が安全だと思い前進するように
指示した時でも、犬が危険だと判断すれば指示に従わない、「利口な
不服従」という訓練だそうです。

また、高い位置に看板や枝などが飛び出していて、犬には通れても
人はぶつかってしまうような場合の回避など、あらゆる場面で安全に
誘導することが求められます。



そのような厳しい訓練を経て盲導犬として合格した犬と、盲導犬の使用を
希望される視覚障害者の方が約4週間に渡って育成施設に泊まり込み、
寝食を共にしながら共同訓練を行います。

盲導犬の食事の与え方や手入れの仕方、排泄方法などの世話の仕方を
教わったり、歩行指導を受けるのだそうです。

共同訓練が無事終了すると、盲導犬使用者となられる視覚障害者の方と
盲導犬との自宅での生活がスタートします。

そして、盲導犬使用者の方と盲導犬の間には、他人の想像を超える
強い絆と深い信頼関係が生まれていくのだそうです。


盲導犬が現役として仕事をするのは8年から10年くらいで、リタイヤした
後はボランティアのお宅に引き取られて余生を過ごします。

子犬の頃にお世話になったパピーウォーカーのお宅に戻る場合も
あるのだそうです。

人のために一生懸命働いてくれた犬たちの晩年が、愛情に満ちたもので
あってほしいと心から願います。




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